9月28日(土)に放送されたバラエティー番組『ヴィーナスの数式』で、驚異の大記録を打ち立てる球界の至宝、ドジャース・大谷翔平選手の思考術を応用した、意外な“婚活必勝法”が紹介された。
『ヴィーナスの数式』は、さまざまな恋愛の悩みに“数学”で導き出した答えを、天才ピアニストが爆笑コントで紹介する番組。最終回を迎えた今回は、多くの年ごろ男女が抱える悩み「結婚したいけど行動できない」を取り上げた。
恋の悩みを介し、個性派キャラがリレーのように繋がっていくコントには、初回放送でますみが怪演した“謎の占い師”が再び登場!前回、うまくいかない婚活への鬱屈した思いを打ち明けた竹内(竹内知咲)が、幼なじみの占い師・ウラマス珠美(ますみ)から相談を持ちかけられる。
結婚はしたいが、「今は仕事の方が楽しい」「“婚活したところでいい人はいない”と聞いた」などさまざまなマイナス要素に阻まれ、モヤモヤした思いを抱えているという珠美。行動を起こさなければならないのはわかっているが、何から手をつけていいのかわからないという。
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そんな珠美の悩みを解決する数学理論は「ランチェスターの二次法則」。100年前、戦争に勝つために導き出されたもので、“戦闘の強さ=兵士の数×兵士の数”、つまり「戦闘力は兵士の数の二乗に比例する」という法則だ。
たとえば、3人のチームと5人のチームが戦った場合、それぞれの人数の二乗となる戦力の比率は“9:25”に。圧倒的な強さの5人を前に3人はひとたまりもないように思えるが、人数的に不利でも勝てる秘策があるらしい。それは、相手を一気に倒さず、地道に1人ずつ倒していくという方法。人数を“3:1”にすれば強さも“9:1”となり、楽に倒すことが可能なのだ。
これを珠美のケースに置き換えると、結婚という巨大な悩みを一気に解決しようとせず、対処しやすい「一口サイズ」にカットして1つずつ解決していくのが「確実な攻略法」という結論に。この考え方を応用したのが「曼荼羅チャート」と呼ばれるもので、実は大谷選手が高校生のときに使っていた思考術としても有名。プロのトッププレーヤーとして活躍するべく大きな目標を掲げ、そのために必要な行動を細かく切り分けて実践していたという。
“世界のオオタニ”も活用していた緻密な戦術に天才ピアニストは感心しきり。ますみは「つまり、結婚は“戦争”やね!」と大いに刺激を受けたようだった。
なお、『ヴィーナスの数式』は、6つの15分バラエティー番組がトーナメント戦で火花を散らす『ちょいバラトーナメント』(毎週土曜 深夜1:00〜)枠で放送中。1時間のスペシャル枠獲得をかけた視聴者投票には、番組HPから参加できる。